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DVと子どもたち② DVがもたらす子供への影響

前の記事の続きです。
子供が毎日目の前で、親が暴力を振るわれているのを目の当たりにすると、もし直接虐待を受けなかったとしても、心には傷ができてしまいます。
心理的虐待です。

虐待は肉体的虐待、性的虐待、精神的虐待などがあります。虐待を受けた人は自分の受けた虐待以外の種類の虐待について、劣等感を抱く特徴があるそうですが、心理的虐待は直接暴力行為を受けなくても、立派な虐待です。

DVを目の当たりにした子供は例えば父が母に暴力を振るうパターンだと、母親に対して「かわいそう」などの気持ちを感じます。そして何とか助けたいと思うのです。
ですが、子供が大人を守れるわけがなく、自分の無力さに途方に暮れてしまいます。
それでも母親を何とか助けたいと思いますが、母親は学習性無気力(何をしても無駄だと無気力状態になること)に陥っています。そんな母親を見て子供は別の感情を覚えるのです。


怒りです。



怒りと侮蔑の気持ちが生まれ、子供は母親に対して攻撃的になることが多いそうです。

特に女の子より男の子の方が攻撃的な性質になることが多いとのことです。

もちろん、そうならない為の方法もありますし、後ほど書きますので、大丈夫です。



何故男の子の方が、攻撃的になってしまうのか、その原因は英語の「ジェンダー」という言葉に鍵があるそうです。日本語訳すると「性差」で意味は2つ。「sex:性別」「社会的・文化的に作り上げられた性」だそうです。

この場合のジェンダーは後者を意味します。



「男の子なんだから、めそめそしないの。」

こういった言い回しは良く耳にします。昔から「男子たるもの…」といった教訓みたいなのもよく言われています。社会的に男の子が悲しみを吐露するのは、みっともない、男らしくないといった風潮が定着してるという事です。



では、心理的虐待を受けた子供が男の子だった場合、その辛さや悲しみ苦しみは誰に言えばいいのでしょう。暴力的な父親、守ってあげたい母親、どちらにも言えません。学校でも泣く訳にはいきません。



ちなみに男の子に限らず、女の子でも、また心理的虐待に関わらずどんな虐待でも、共通するのは「誰にも相談できない状態」にあることです。心にどんどん傷ができていきます。癒す方法はあるのに、癒せないので傷はそのままだったり、膿んだりしてしまいます。



話を戻します。悲しみを抱えたまま、傷が癒せないまま大人になっていく子供は、この悲しみなどの居心地の悪い感情を、自分で感じないようにするために、無意識に怒りを爆発させるようになることが多くなってしまうそうです。怒りは社会的に、恥ずかしい感情表現ではありません。「男がめそめそ泣く」より「男がカッとなって怒る」方が、確かに自然な感じがします。



このカッとなって怒るというのが、DVの心理とも深く関わっているそうです。

※DVを受けた子供が、全て攻撃的になるわけでは決してありません。

 また虐待は連鎖するとは、私は思っていませんのでよろしくお願いします。




そろそろ私の脳みそが茹だってきました;;④まで書く予定です。。。




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