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機能不全になる理由―後編

前回の続きです。

 

仕事が波に乗り、夫婦間ですれ違い始めると、次に出てくる問題は子供を巻き込む事になってしまうと書きました。

 

子供を巻き込むとは具体的にどういうことなのか。

 

ここから、家族がどうやって機能不全に陥っていくのか。

また結果として、機能不全の家庭が子供へいかに大きく影響するものなのかを書いていきます。

 

決して、両親共に精神が健康だからといって、機能不全にならないわけではないことがわかります。

※長文です。



仕事の規模は大きくなり、成功の結果として収入もどんどん上がっていく頃。

以前より夫は妻とすれ違うようになります。
忙しさで疲れた体を引きずって帰宅する夫は、妻を気遣う事より自分を労って欲しい気持ちの方が勝るようになり、妻もまた、全く家庭を顧みず自分の話も聞いてくれず、労ってくれない夫に冷たく接してしまうようになります。

どんどんすれ違う夫婦。

夫は家庭での自分の居場所を見つけ難くなると共に、より一層仕事場での居心地が良く感じるようになります。

その頃、突然、大問題が発生するのです。

小説の中では、子供が大病を患い入院する事になりました。

命に関わるほどの大きな病気にうろたえる夫婦。

その瞬間、夫婦はお互いに協力し合い、子供に笑顔を向け、回復を一緒に願うのです。

実はこれが、機能不全に陥った家庭の影響で、子供が無意識に起こす問題だそうです。
本の中では「場の病気」と書かれていました。

私にも覚えがあるのですが、子供は両親の不仲を空気で敏感に感じ取ります。
いくら取り繕っても、肌で感じるんです。

そうすると子供は意識的にであれ無意識的であれ、こう願います。

「お父さんもお母さんも仲良くなってほしい」

夫婦が仲良くなるということは、つまりは一緒に心を合わせるということ。

結果、子供はどうなるかというと。
夫婦が仲良くなる為の役割を担うようになるのです。

機能不全家族の出来上がりです。

具体的に子供に起きる事の例として挙げると、以下のような場合があります。
機能不全家族について書かれた本ではもっと細かく分類されていますが、今回は私が読んだ本の例だけ挙げる事にします。

・極端に怒られるような悪い子になる
 →両親が自分の問題に一緒になって取り組むようになるから。

・極端にいい子になる
 →両親が一緒に褒めて喜んでくれるから。
  ※私の場合は他にも、不仲が自分の責任だと感じて頑張った記憶が。

・身体または精神に出る病気になる
 →これもまた、両親が一緒に自分を心配してくれ、協力して取り組んでくれるから。


もちろん子供は無意識の場合がほとんどだと思います。
極端に悪い子やいい子みたいに意識的になるのは難しいですし、その前に心の中で大きな葛藤があって、行き場の無い気持ちが行動に現れるだけじゃないかとも思えます。

また、好きで病気になんてなれません。

それほどまでに、子供は両親が仲の良い事を願うんです。
子供にとって生きる場所は、両親の元しかありませんから。
愛情を栄養に育つから。

こうして子供が、例えば結果的にうつ病になったとしても、それは遺伝ではなく、家庭が、その環境がうつ病にさせたという事になります。


以前、昔の心理学者が精神病患者の家計図を調べ、精神病が遺伝する確立を調べたという本を読み、ショックを受けたことがありました。

ですが、今回考えはガラリと変わり、自信になりました。

確かに精神病の親に育てられた子供は、精神病になりやすいかもしれません。

でも、それは“血の遺伝”と言うよりも、“環境の遺伝”と言った方が正しいんじゃないかと思うんです。

「鶏が先か卵が先か」じゃありませんが、「親が精神病だった。だから子供が精神病に…」ではなく、順序を変えて「子供が精神病になった。なぜなら…」としてみたらどうでしょう。

今回ご紹介した話の例にあるように、両親はすれ違い、その影響で子供が精神病になったとします。
子供が大人になった時、どんな子育てをするでしょうか。
子育ては自分が育てられた方法が普通だと、大抵の人は思っています。
それ以外の子育てを知る機会もありません。

結局その子供は、自分が育てられたのと同じような子育てをします。
機能不全家族の環境を繰り返し再現すると言う事です。

環境がまた子供に影響を与えます。
続く結果は想像できますよね。


家庭が機能不全に陥る仕組みがわかり、その影響が子供にどう及ぶかも解りました。

では、私達大人はどうすれば良いのか。

機能不全家族にならないように、努力すればいいだけです。
DNAのせいで、うつ病などの病気になるわけじゃないんだったら、環境が病気を生むのなら、健康な環境を知ればいいだけです。

それって、何だか目の前が開けませんか?


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紹介した本の著者、神田昌典さんは、2人のお子さん共に、命に関わるほどの病気にかかった経験があるそうで、実際に周りの成功者も同じような体験を持っているそうです。

また、この本の続きには、病気だけではなく虐待についても書いてありました。

夫が忙しいのを理由に、子育てを妻に任せっきりの状態になり、その状態に対しての妻の怒りや悲しみなどの感情が、子供に暴力として向かうことがあると。


虐待もまた遺伝すると言われています。

子供自身が、受けた虐待に気づかなければ、知らない間にそれが当然だと思い、心の中に幼少期から溜め続けている怒りや悲しみを吐き出すことが出来なければ、その子供は同じ事をするかもしれません。

でも、自分が虐待を受けたと気付けたなら。
繰り返したくないと願えるなら。

自ら環境を変えることが出来るはずです。


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多分、私は将来、メガネさんと衝突する日が来ると思います。
子育てに悩む日が来ると思います。
自分の病気に罪悪感を感じると思います。
自分の子育てに健康な人の倍、自信を失うことが多いと思います。

それでも、何とかなりそうな気が、すご~~~くします。
めちゃめちゃ努力が必要でしょうが、努力で家族が心から笑えるなら、未来は明るいです。

・将来夫婦間で問題が起きても、逃げずに乗り越える。
・夫婦でお互いがお互いを労う。
・相手の立場を想像して、良く話す。
・子育ては夫婦で取り組む。

忘れませんように。

★今日の幸せになるヒント★ “健康な家庭を築けるかどうかは努力次第♪”


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ご紹介した本には更に、男性の不倫に関して、家庭の問題と仕事に対しての意欲、それぞれの心理がどう絡まって、不倫に魅力を覚えるようになるか。
また、会社を更に大きくする為に、会社で起きる問題についてどう対処していけばいいのか書いてありました。

起業に興味がある方、または、どうして男の人は不倫に走るのかムズムズするくらい知りたい方も、参考にどうぞ。(笑)

成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語
神田 昌典
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コメント

うーむ、考えさせられました。>めちゃめちゃ努力が必要でしょうが、努力で家族が>心から笑えるなら、未来は明るいです。 この点を忘れないところがjuncoさんの強さな気がします。今回、本の内容もさることながら、このパッセージがぐっと来ました。シリアスであることのこわさ、というか、自分はまじめにやってるのになんで・・・みたいなのが機能不全をひきおこし、楽しいだけでいいはずの子供に親の面倒を見させるのですね。 なんか、なにかがよく理解できました。 juncoさんとメガネさんが笑いを忘れないカポーでありつづけますよーに。私もそうなりますよーに。

<しろくまさんへ>>この点を忘れないところがjuncoさんの強さな気がします。何だか嬉しいです☆努力してもどうにもならないことって、多過ぎるし、途方に暮れちゃうし。だから余計にそう思えるのかもです。>楽しいだけでいいはずの子供に>親の面倒を見させるのですね。そうなんですよね。子供は本来、楽しいだけでいいんですよね!子供の笑顔を1番簡単に奪えるのは、親や大人なんですよね…。>juncoさんとメガネさんが笑いを忘れないカポーで>ありつづけますよーに。私もそうなりますよーに。両方叶いますよーに!!!(≧∇≦)v

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