実は、月曜日から、笑えません。
※暗め&長文です。弱っている方はご遠慮下さい。
※フラッシュバックの内容は書きません。ご了承下さい。
先週の金曜の朝、メガネさんは帰宅した頃にはもう体調をかなり崩していました。
とにかく良く休んで欲しい。疲れが溜まっているに違いない。
メガネさんに合う薬を買い、何食分かの材料と薬剤師さんに進められた飲み物などの買い物をし、出来る限りのことをして元気になってほしいと思いました。
大事な人が辛そうなのは、見てて苦しいから。楽になってほしいから。
その晩、メガネさんに仕事を休んで欲しいと伝えましたが、メガネさんは「大丈夫だよ」と言いました。
私達の生活の為にも休めない事は頭ではわかっていて、自分が働けない状態が口惜しくて堪りませんでした。
その時です。
メガネさんの携帯に着信がありました。
私の実家からでした。
メッセージは入っていませんでした。
着信元を見て、メガネさんの顔がより一層、疲れて見えました。
―そういえば、この前先生がメガネさんのストレスを心配してた。もしかしたら今度の体調不良も…?
メガネさんに、こんな時にわざわざ電話に出なくていいと言いました。
重要な電話ならメッセージを残すはずだから、と。
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珍しいことに看病がちゃんと出来た私はガス欠になりつつも、昼寝を多めにして、何とか家事をこなせていました。
月曜日、メガネさんの不調があまりにも長引くので、病院へ行って欲しいと言うようになりました。
メガネさんは「直に治るから」と病院へ行きたがりませんでした。
病院に行って、仕事を休むように言われたくなかったからでしょう。
病院に行くか行かないか2人で押し問答している時に、またメガネさんの携帯に着信がありました。
今度は私の母です。
またしてもメッセージは無し。
昔から私が感じていた、じわじわと追い詰められるような、何とも逃げ出したくなる嫌な気分。
今ではメガネさんも感じてしまうようになってしまっています。
「外国に行きたい……。」
「うん、わかるよ。」
「juncoが代わりに電話してくれたら、病院行くよ……。」
「ホンマに?」
「うん……。」
メガネさんの顔色はとてもとても悪くて、脂汗を何日もかき続けていて。
私が母に電話するのが1番手っ取り早いのもわかっていて。
それに何より、体調不良がストレスから来ていたとしたら。
そう思うとメガネさんを何とか守りたくて。
私は何分か1人で布団にくるまって、何でだかわからないけど出てくる涙を流してから心の準備をし、
「どうしたの?」
と心配してくれる、蒼白なままのメガネさんに、
「なんでもないよ。ホンマに電話したら病院行ってな。」
そう言い放って、約4ヶ月かぶりに、自ら母に電話をしました。
今思うと、守りたい気持ちの割りに、随分捨て鉢だった気がします。
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久しぶりの私からの電話に、母は有頂天でした。
「まー!junちゃん♪どう?元気なの?」
「ボチボチ。」
「junちゃんが調子悪い時はメガネさんに電話した方が良いと思ってね―」
「それで用件は何だったの?」
「どうしてるかなーと思って。そっちの様子は全くわからないでしょう?
親って言うのはね、子供に何かしてやりたいものなの。
それなのに、何も出来ない辛さ…お父さんもお母さんも、もう随分年だけど、仕事に没頭して誤魔化してるのよ?」
「うん。先生のいう事を守って、放っておいてもらえて、ありがたいよ。」
「今の生活、どうせ苦しいんでしょ?」
カチーン(゚Д゚ )!!
「ううん。メガネさんに良くしてもらってるよ。」
「あのね、お母さんね、juncoのために積立貯金しようかと思って。」
「気持ちだけで良いよ。ありがとう。そんな余裕があるなら生活に使って。」
「だって、いつかお嫁に行くのに、お母さんは親なんだから、してあげたいじゃないの!!
何もするなって言われて、どんだけ苦しいかわかる?!」
カッチーン(゚Д゚ )!!
「暖かく見守ってくれているのが1番ありがたいから。何もいらない。」
「お母さんね、思うの。juncoが親兄弟を恨むようになってしまったのは、親の責任なの。
だからね、お母さん、正直に一生懸命生きてるの。あなたのためを思って。
おかげでお母さん、とっても今幸せなのよ?
だから、絶対親を恨んじゃいけないわ。」
「その話の流れだと、私は両親を恨んでるように聞こえるんだけど、別に恨んだ覚えはないから。」
恨みじゃなく、ただ腹が立って仕方がないだけなんだけどな…。
「そうなの?その言葉を信じるわ。
とにかくお母さん達はjuncoが心配で、何かしてあげたいの!!
おじいちゃんにもね、juncoの病気のこと『本当は心の病気なの。juncoを想うならそっとしてあげて』って言ったのよ?
おじいちゃんも何もしてあげられない辛さで泣いてたのよ!!」
いやぁー…祖父には昔から何もしてもらってないけれど。┐(´∀`)┌ヤレヤレ
「そう。やっと正直に病気のことを伝えてくれてありがとう。
病院の先生に『正直に言えば良いじゃないですか』って言われてた事、やっとしてくれたんだね。」
「juncoは何もわかってないから、そんな事言えるのよっ!!!!!」
ま・また切れた…(゚Д゚;)
「何もって?」
「お母さんにはjuncoの状態が全く見えないでしょ?!
連絡とりたくても、取れないじゃない!!!!
それと同じ!!!! juncoにはこっちの状態が見えないのよ!!!
お母さんがね、1番色んな事を考えてやってるの!!!
おじいちゃんが熱射病で倒れたりした時や、心臓の具合が悪い時、どうやってjuncoの病気を伝えられるの?!
何もわかってないからそういうことが言えるのよ!!!!
自分のことだけ、あなたは考えてたら良いかもしれない!!!
でもお母さんは、本当に大変なのよ!!!」
「……。」(←聞き流し中)
「お母さんもお父さんも、juncoが早く良くなって欲しいって心から思ってるのよ?
だから、junco。親を恨んじゃ駄目よ。」
「別に恨んでないよ。」
「それにね、あなたが思ってるような人じゃないからね?お父さんは。」
「?」
「あの人はとてもあっけらかんとした人だってjuncoも知ってるでしょう?
お母さんは昔からお父さんのことを知ってる。1番知ってるのよ?
決してjuncoが思ってるような人じゃないから。」
「…お母さん?…お父さんから何を聞いたの?」
「え?おじいちゃんの話のこと?」
「そうじゃなくて!お父さんはお母さんに何て言ったの?!」
「あー…今ね、うふふ、お父さんとお母さん、何も隠し事しないのよ?
何でも話すようになったの♪
メガネさんが前にお父さんと電話で話した時に、juncoのことを言ったらしいけれど、
お父さん、随分ショックを受けてたのよ…。
でもわかってるから!お父さんもお母さんもわかってる!!
juncoがメガネさんに話したことは、それは病気が言わせてるんだって!
お父さんはそんなことする人じゃないもの。そうでしょ?
全部病気が言わせてるの。
juncoは必ず治るから、そうなったらまた昔みたいに―」
ここでフラッシュバックが起き、その瞬間から記憶が途切れてしまいました。
気づいた時には、私はベッドの上の携帯を叫びながら殴り、布団をメチャメチャにし、どうやらメガネさんに後ろから抱きしめられていて、それでも叫んだまま椅子を蹴飛ばし、頭をかきむしり、自分の足を殴りつけていました。
止まりませんでした。
メガネさんが私の暴れ続ける腕を掴んで、
「悪かった」
そう言ってくれた気がします。
やっと我に返ると、私の心の中は激しい怒りに満ち溢れ、体は小刻みに震え、それはなかなか止まりませんでした。
「ゆっくり息をして。」
メガネさんがパニックで過呼吸になりかけている私を支えながら、そう言うのを遠くから聞いた気がしました。
自分だけ違う世界にいるような不思議な気がしました。
「激しい怒りは死に向かいやすい」
先生の言葉を思い出し、怒りの矛先を自分に向かないことだけを考える事にしました。
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その後、ずっと私の涙は止まらず、自分で自分の体に触れていることに気づくと蕁麻疹が出るようになりました。
今までで1番苦しんだあのフラッシュバック。
あの時も蕁麻疹が出て、体中に毒が回っているように思えて、自分の存在に耐えられませんでした。
心が氷のようなった気がして、バラバラに割れているようにみたいでした。
心も頭も体も、鉛のように重苦しく感じました。
生きるのに必死でした。
月曜からまた、同じような状態になっています。
メガネさんが笑わせてくれるので、その時笑えても、すぐに笑顔が消えてしまうんです。
でも、きっと大丈夫。
私には、ちゃんと解ってくれる人がいるって、思い出させてもらえたから。
苦しいけれど、ここで乗り越えられたら、また私は強くなれる。
また、心の底から笑えるようになる。
同じ苦しみを持つ人の役に立てる。
自称“日本一明るいうつ病患者”。
また胸を張って言える日が来ますように。
★今日の幸せになるヒント★ “虐待をした側は事実を認めないことを予想しておきましょう”