
桜が満開になり、

やがて散り、花びらがじゅうたんのように石畳を覆って、春はあっと言う間に過ぎていきました…。
桜の木には花ではなく、若葉が誇らしげに茂り、枝にさりげなく毛虫を発見しつつ見ない振りをし、玄関先の石畳にあったはずの花びらのじゅうたんは、毛虫の散歩道となるのをこれまた見ない振りをし、微熱を出していた私は、(参照ページ)あることをメガネさんから聞いていて、早く体調を戻るよう祈っていました。
あることとは…。
※明るめ長文です!!疲れたら休んでくださいね♪
4月29日はなんと、
みどりの日田植えの日
だと聞かされていたからです。
田植えの日…。
そう、それは、田んぼを持つ家庭にとって一家総出で行われる、1大イベントなのでございますよ!!!(゚Д゚;)
子供の頃からアパート住まいで農業とほとんど接点の無かった私は、田植えがどれくらい大変な作業なのかさっぱり予想がつかず、いくら貧弱と言っても、いつもお世話になってるメガネさん一家が頑張って田植えをするなら、私も役に立ちたい!!と思ってたんです。
なのでメガネママさんに、
「私で役に立ちそうな事があれば言ってください~!!」
とお願いしておきました。
そして微熱が下がるように、ぐーすか田植えの日に向け、ひたすら眠りこけていました。
当日の朝。
天気はうっすら曇り。
体調は、微熱なし!目眩なし!息切れなし!耳鳴りなし!痛いところなし!
ダルさは普通(・∀・)!!(笑)
メガネさんは仕事から帰ってきて当然ながら爆睡…。(笑)
外にメガネさん一家が出てくるのを待ちながら、汚れてもいい書道用の服とジーンズを着てスタンバイ。
そしたらおじいさんとメガネパパさん、メガネママさん、メガネさんの弟さん、豪華キャストが
出てキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!!
ってことで、「おはようございまーす!!!」と挨拶し、
メガネママさんに「お手伝いできる事ありますか?」と聞いてみると、
「junちゃん、倒れない?」
「無理してない?」
「疲れたら座ったらいいでね。」
「大丈夫かね?」
「倒れちゃったらいかんでね。」
「適当にすりゃいいんだからね。」
と、めちゃめちゃ心配してくれました。(*´∀`*)
「今日のために充電しました!(`・ω・´)シャキーン」
胸を張って言ってる背後で、何やらおじいさんとメガネパパさん、弟さんが話し合ってます。
「田んぼの水、多すぎるで、引けるの待つしかないな。」
ん?どういうこと?
「junちゃん、ちょっと休憩してて。まだ田植えできないわ。」
Σ(゚Д゚)
苗はメガネさんちで育てているものではなく、専門業者から買ってきているものだそうで、今年の苗はあんまり根が張っていない上に、田んぼの水かさが多かったために上手く植えられなかったそうなんです。
ということで強制的に休憩タイム。
メガネママさんから聞いた、田植えする田んぼは3ヵ所。
「今日中にできるかねぇ…。」
メガネママさんのつぶやきにややビビリながら、とりあえず休憩したのでした。
疲れてないけど。(笑)
家の中でボンヤリしていると、また外に皆さん出てきた様子だったので、私も外に出ました。
田んぼではメガネパパさんが既に田植えマシーンに乗って、苗を植え始めています。
その間、私と弟さんとメガネママさんは立ったまま観察。
田植え機は苗を植えていく後ろ半分は水平を保ったままでも、前の運転席はめちゃめちゃ揺れてました。
やっぱり田んぼの底は泥なのね。
などと当たり前の事を思いつつ、メガネパパさんと交代して田植えマシーンに乗り込む弟さんを観察。
そこでやっと私にも手伝えることが出てきました━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ! ! !
業者さんから買った苗はプラスチック製の箱に入ってて、苗を植えた後の空になった箱は泥を取って業者さんに返すんだそうです。
メガネママさんは、マスクと、布の手袋とビニール手袋を持ってきてくれて、日焼け止めを塗ったか確認し、箱を洗う為の直径1メートルくらいはあるタライと大きなタワシを庭の水場にせっせと運んできて、
「じゃあこれで箱を洗ってくれる?適当でいいからね?こんな感じで。」
と、また運んできた大きなバケツとタワシで箱を洗って見せてくれました。
これならうちもできるかも…。
やっと役に立てそぅー!!!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
タワシで箱をせっせと洗う♪
せっせと洗う♪
せっせと洗う~~~~(・∀・)♪
↑単純作業大好き★
メガネママさんと2人で洗っていると、メガネママさん、別のことで忙しくなってきたようで、
「じゃあうち、コレしてますね♪」
と箱洗いに専念する事にしました。
ガッシュガッシュガッシュ…
「洗ってくれとるのか。ふあっはっはっは!!!!」
横を通る度、笑ってるおじいさん…。(笑)
ガッシュガッシュガッシュ…
「洗ってくれて…偉いねぇ…偉い…」
玄関で呟いて、また家の中に入っていくおばあさん…。(笑)
ガッシュガッシュガッシュ…
しばらくすると、おばあさんが家から何やら持って、私の方にゆっくり歩いてきました。
「これ…お姉ちゃん(メガネママさん)が若い頃使っとってね…」
おばあさんの手元を見ると、何やらレトロカワイイ柄の布が。
「これを被ると…陽に焼けんから…これをこうやってして…紐をこうして…」
おばあさんが私に農作業用の帽子を被せてくれました。
そしてあまり目が見えないのに、私の顔に顔を近づけ、一生懸命帽子の紐を結んでくれました。
私が恥ずかしくないように、メガネママさんの若い頃のかわいめの帽子を探して、陽に焼けないように持ってきてくれたんです。
紐を結んで貰ってる間、背が低いおばあさんが紐を結びやすいように足をかがめながら、くすぐったいような、恥ずかしいのに嬉しい、あったかい、不思議な気持ちでいっぱいになりました。
私の祖母は、母方は生まれる前に亡くなって、父方の祖母は小学3年生の時に亡くなりました。
――父方の祖母は父とは血が繋がっていなかったせいか、同居していた時も可愛がってもらった記憶も、喋った記憶もほとんどなく、鮮明に覚えているのは、祖母の実の子供達である大人の人達の車に、葬儀の時に乗せてもらって、車酔いした事くらいです。
あと、うちのデンジャラスマミーとよく喧嘩してましたね。(´-ω-`)
だから、メガネさんのおばあさんがとっても優しいから、とってもとっても、あったかい気持ちになったんです。
ああ、そうか。
おばあさんて、こんな感じなんだ。
「帽子ありがとうございます♪」
「うんうん。」
何だか気分が凄く良くなって、鼻歌交じりでまた作業を始めました。
ガッシュガッシュガッシュ…
「junちゃぁ~ん。腰痛くなるだろう~。え?ふあっはっはっはっはっは!」
いつものこんな感じで笑う、優しいおじいさんです。
「大丈夫ですよ~!(笑)」
「痛めるで~、これ使ったら、楽だら。な?」
おじいさん、笑いながら幼稚園サイズの椅子を持ってきてくれました。
「痛めるで~。ふあっはっはっは!」
そして笑いながらまた田んぼへ戻っていかれました…。(笑)
なんでこんなにメガネさんちの皆さんは優しいのー?!!!!!つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
ありがたすぎて、箱洗い頑張っちゃうよ?
気分新たにまた箱洗い。
ガッシュガッシュガッシュ…
メガネさんの弟さんが家に入って、すぐ外に出てきました。
そして目が合いました。
固まる弟さん。なぜ。
「誰かと思ったー!!!!(゚Д゚;)」
そんなに驚かれるとは。(笑)
「最新ファッションデス。」 ←棒読み
「名古屋で流行るかもね。」
「最新名古屋嬢ファッションデス。」 ←棒読み
「地下鉄厳しいんじゃない?(笑)」
「…デスネ。」 ←棒読み
「大丈夫!似合ってるよ!」
…褒められて無い気がするのは気のせい????
じゃないよね…!!!!ぬぅ~!!!o(`ω´*)o
箱洗いもひと段落し、田んぼの様子を見に行ってみると、1ヶ所目の田植えはもうすぐ終了。
おなかがペコペコで、メガネさんが寝ている離れで1人お昼を食べるのも寂しかったので、メガネさん一家と母屋でお昼をご一緒させていただきました★
お昼休憩が終わり、2ヵ所目の田植えをメガネパパさんがするのを、弟さんと観察。
メガネママさんはお昼のお片づけなどなど。
実はメガネさんの弟さんとは、たま~~~~~に、年に何度か一言二言話す程度だったので、何を話せばいいのかなーとか思ったのも束の間、思わず思ったことをそのまま話してました。
「あれ…田植え機…『早苗』って書いてある気が…?Σ(・ε・;) 」
「あ。ホントだー!『早苗』だ!!!!(笑)」
「ええ?何故に?何故に『早苗』?苗だから?おじいさま方に客層を搾ってるから?(゚Д゚;)」
「『早苗』が懐かしい名前だったりして。ははは。(笑)」
そんなことを話してたら、メガネパパさん、田んぼの隅の三角地帯で『早苗』の運転に迷いが出たのか、既に植えてある苗を見事に踏み潰して、苗がほとんど御機嫌斜め状態に!!!!
自分で見て大爆笑してました。(笑)
洗う箱が出来てきたので、また箱荒いに戻りました。
ガッシュガッシュガッシュ…
晴れてきて暑くなってきたなあ…。
と思った瞬間!!!!!!!
箱の裏側の泥が詰まった穴に、ちっちゃいナメクジを発見してしまったじゃないですか!!
(○口○*) ポーカン
虫はホントに苦手なのにー!ヽ(´Д`;)ノアゥア...
ここは、ええとええと!そうだ!タワシでそっとどけてから、泥を洗い流すべき?
そっとどけてみると。
そこにはナメクジが何者かによって切断され、ご臨終に…。(((( ;゚д゚)))アワワワワ
その後も続々とナメクジは泥の中から発見され、あるナメクジは無事タライの中の水を泳ぎきり、外の世界へ戻っていくのもいれば、惨死体になるナメクジも多数…。
。・゚・(ノд`)・゚・。
くじけず箱を洗っているとメガネママさんが家から出てきて声をかけてくれました。
「体大丈夫?適当でいいんだからね。無理しちゃいかんよ。」
「はい、ありがとうございま…うがっ!Σ(・ε・;) 」
「どうしたの?」
「あの…ナメクジが沢山いて驚いてたんですけど…新手のミミズを発見しました…!(;´Д`)」
「そう…。まあ、あれだね。
色んな出会いがあるでね…。」
確かに人生、色んな出会いと別れがありますが、メガネママさん!
この虫達との出会いと別れ、正直なところ、あんまり嬉しくないです…!!!ヽ(;´Д`)ノ
なんて言える勇気も出ないままに、箱洗いをまた一通り終えて田んぼへ。
弟さんがいたので大量ナメクジ殺傷事件の話をすると、弟さんはとっても素敵な話をしてくれました★
「ナメクジ初めて見たの?」
「小学校以来です…(´・ω・`) 」
「じゃあ、うちに来てから何か見た?」
「大量の毛虫を…。」
「そっかー。ネズミは?」
「見てないですよ!!!」
「じゃあ離れにはいないんだね。」
「Σヽ(゚Д゚; )ノ 」
「ゴキは夏が来てからだしな…。」
「 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ←もう泣きそう」
「あ。そうそう。ヘビいるよ。」
「ヘビ!?Σ(゚Д゚)」
「穴があったよ~…。」
「あ、穴???(゚Д゚;)」
弟さんに連れられ、庭の隅の茂みに一緒に目を凝らしました。
「あ。もう塞がってるけど、ここ穴があったところ。」
そこは確かに、いかにも穴が開いてました!みたいな痕が残ってました。(((( ;゚д゚)))アワワワワ
「え?今いるんですか?この中?」
「多分別の場所だと思うけど、どうだろう…。塞いどく?」
「是非!是非!これでもかってくらいに!!!ヽ(;´Д`)ノ 」
弟さん、チョコンと穴の上に石を乗せてくれました。
ええ…。結局2週間もしないうちに本物見れたんですけどね。(笑)
石の意味無かったー!!!!! orz
「そうそう。あとね。」
「まだ何かいるんですか?(゚Д゚;)」
「モグラが。(笑)」
「……もういいです。充分です!(´Д⊂グスン」
その後、3時頃おやつ休憩が入り、みんなでジュースを飲んでると、メガネママさんから新情報が。
「ヘビねぇ、夜によくスルスルスル~ッと歩いとったよ?」
ヘビが歩くのか走るのかよくわからないけれど、夜出るのはわかりました。
ちゅうか情報万歳過ぎて泣きそうです!!!ヽ(´Д`;)ノアゥア...
ガッシュガッシュガッシュ…
再び箱洗いをやっていると、後ろで突然、「ぶはっ!!!!」と吹き出す声が聞こえました。
メガネさんのお目覚めです。
「何笑っとんの!?(゚Д゚ )ゴルァ!!」
「一瞬誰かと思った!!!うはははは!!!!」
「帽子おばあさんがお義母さんの昔の探し出して、被せてくれたのー!!!!」
「だってさー、そんな格好、おばあさんか○○(メガネママさん)しかしないからさ…、
おばあさんの割には痩せてるし、○○の割には動きがちょこまかしとるから、
不審者?って思ったら…juncoとは…。ぶはっ!!!!」
「もうー…。そういえば、田植え機、お義父さんと○○(弟)さん、操縦上手いなぁ。」
「俺もやろうと思えばやれるよ?」
「…(´-ω-`)」
「いやホントに!」
「向こうでみんな田植えしてるから手伝ってくれば?」
そしてメガネさん、田植え初参加。(笑)
結局陽が暮れる前に、無事作業は終わって、記念撮影しましたよー。
ハイ★初田植え♪

ドーン!
どうでしょうか。この誰(`Д´≡`Д´)??って感じの写真。(笑)
夕食は「よく頑張りました★」ということで、お寿司を頂いちゃいました(・∀・)♪
次の日、タワシを握り続けた右腕と、中腰で使った背筋が筋肉痛だったのは言うまでもなく…。(笑)
そして田植えをしてから、田んぼの小さい苗が可愛くて仕方ない自分に気付いた今日この頃だったのでした★
★今日の幸せになるヒント★ “水田に月が映ると夜が少し楽しいです♪”