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ブラッド・ダイヤモンド

ブラッド・ダイヤモンド

前回観た映画は『マリー・アントワネット』。

感想を書く気力が出なかったので書けず仕舞いだけど、とても見応えのある映画でした。


だからこそ、次に観る映画も見応えのあるものがいいなと秘かに思ってたんです。


そこで公開されたばかりの『ブラッド・ダイヤモンド』を見に行きました。


アメリカで大問題となった映画は、どれほど現実の世界を建前で取り繕うことなく描いてるのか。

ネタバレありです。

ストーリーは下で公式サイトから抜粋して紹介します。


感想は、一言で言うととても良い映画でした。

映画の後、何ともやりきれない気持ちになりました。

描かれていた暴力、狂気、内乱。

どれも建前でやんわりぼやかされているわけでもなく、
反対に娯楽映画のような誇大表現も感じませんでした。


おそらくは私たちの知らない世界において、これが現実なんだろうと。


この映画の公開で、ダイヤモンドの買い控えが出るかもしれないと
企業から危惧されるのも当然だと思います。


私たちの日常生活から程遠い、大変厳しいものです。


本当はとても密接している現実だとしても実感しにくいですし、
受け止めるのもまた勇気が要ると思います。


誰かが得をする、儲かるということは、他の誰かから安く何かを手に入れているということ。

安さを手に入れるために1番簡単な方法は、弱者から搾取するという方法。


弱者とは。


大抵の大人は理解しているでしょう。


今の生活を自虐的に捉えろと言いたいのではなく、

ただ、世界の仕組みのある部分から目をそらさないようにするだけでも、

良い変化をもたらす気がします。


エンドロール直前に書かれていた少年兵が20万人という数字。


驚愕でした。


あと、音楽もすごく良かったです。

民族的な曲もとても良かったですが、それ以上にラストシーンで流れていた曲も良かったんですよ。

アフリカの美しい自然の景色と融合して、より壮大に感じさせてくれました。


ちなみに。


この映画はおススメですが、暴力に対して心の防御・コントロールが苦手な方、
フラッシュバックが起きやすい方は、ちょっと大変かもしれません。


■ストーリー(公式サイトより)

1999年、内戦が続くアフリカ、シエラレオネ。
メンデ族の漁師ソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)は、愛する家族とともにつましいながらも満ち足りた生活を送っていた。自慢の息子を医者にすることが、彼のささやかな夢。しかし、そんな穏やかな暮らしも、反政府軍RUFの襲撃によってたちまちのうちに崩れ去る。
家族と引き離されたソロモンが連れて行かれたのはダイヤモンドの採掘場。そこで掘り出されたダイヤがRUFの資金源となっているのだ。厳しい監視のもとで労働に駆り立てられていたある日、ソロモンは驚くほど大粒のピンク・ダイヤを発見する。このダイヤがあれば、家族を救い出すことができる――。彼は危険を覚悟で監視の目をかいくぐり、ピンク・ダイヤを誰にも知られない場所に隠した。
一方、そのダイヤの密輸を生業にしている男がいる。ダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)だ。自分のしていることが紛争を長引かせ、その結果、多くの命が犠牲になっていることなどお構いなし、それが彼の生き方だった。ある時、密輸に失敗したアーチャーは、投獄された刑務所で思わぬ話を耳にする。巨大なピンク・ダイヤがどこかに隠されているらしい。そして、その場所を知っているのは、ソロモン・バンディーという男だけ。その刑務所には、政府軍によって捕らえられたRUFの兵士たちとともにソロモンも収監されていたのだ。
ほどなく釈放されたアーチャーは、行きつけのバーでアメリカ人ジャーナリストのマディー・ボウエン(ジェニファー・コネリー)と出会う。彼女が追いかけているのは、まさにRUFの資金源となっている“ブラッド・ダイヤモンド”の真相。アーチャーがダイヤの密売人であることを知ったマディーは彼に情報の提供を求めるが、アーチャーは固く口を閉ざす。
しかし、彼はすぐにマディーの助けが必要となった。ピンク・ダイヤの隠し場所を聞き出すべく、裏から手を回して釈放させたソロモンは、家族探しに血眼になっている。そこでアーチャーは、家族探しを手伝う代わりにダイヤを埋めた場所へ案内するようソロモンに持ちかけ、マディーには、情報の提供と引き換えに、ジャーナリストの立場を使ってソロモンの家族を探してくれるよう依頼する。そして、たどり着いた難民キャンプ。待ち焦がれていた家族との再会。しかし、そこに息子の姿はなかった。少年兵に仕立てるためにRUFが連れ去った可能性が高い。この先、危険の渦中に乗り込んで息子を探し出すためには、どうしても助けが必要だ。ソロモンは覚悟を決め、アーチャーの申し出を受け入れた。
アーチャーは暴力と悪事にまみれたこの暗黒の大陸から抜け出すため、ソロモンは息子の行方を突きとめるため、そしてマディーはアーチャーから決定的な証拠を引き出すために、3人はピンク・ダイヤに向かって過酷な道を進み始めた。

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コメント

これが1999年というごく現代の物語(の姿を借りた現実)なのですね。
驚きました。

あらすじを読む限り、「酷」の一言に尽きる内容だと思いました。

<namaさんへ>
そうなんですよ。驚きました。

ジャーナリストの女性のセリフが印象的でした。

「(この紛争を撮ったVTRは)CNNの天気予報とスポーツの間に流れると思うわ。」

何とも言えないですよね。

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