« 2008年04月 | メイン | 2008年08月 »

2008年05月03日

図書館少年式世間話

田植えから2日経つとすっかり筋肉痛は治ったものの、
何やら今度は体調不良で、

めまいでおかしなステップになったり、
壁に突進したり、
怪しく紙袋をスーハーしたり、
微熱が続いたりして、

極めて私らしい毎日です(笑)。


先日、体調が芳しくないせいですっかり落ち込んだ私を見かねて、
メガネさんが図書館に連れて行ってくれました。

好きな本を読んで、きっと気分も少しはマシになるだろうと思ったらしく。


でも実際は、私の気分を一番晴らしてくれたのは、ひとりの少年でした。

いや、少年と言うより、男の子と言った方がしっくりくるかもしれないですね。


年は多分4歳前後。


お父さんに連れられて、図書館の中をぐるぐると、興味深そうに見回しています。


長いソファにゆったりと腰かけて、ずっと読みたかった雑誌『MOE』を読んでいた私と、
視線がパチリと合いました。


お父さんが立ちながら本を読んでいます。

私はすぐに雑誌に視線を戻しました。


すると男の子はソファの前までスタスタと歩いてきて、いきなりドタンと引っくり返りました。


ちょっとビックリして男の子を見ると、男の子はこちらを見ています。


「どうかしたの?」


小さな声で話しかけました。

すると少年は寝そべったまま、けだるそうに呟きました。


「眠いんだよね。」


あんまり大人びた言い方だったので、吹き出してしまいそうでした。


「そうなの。」

「うん。」


すぐに男の子のお父さんが、寝そべっているのに気づいて、図書館の中らしく小声で

「寝そべる所じゃないよ。座りたいならその椅子に座りなさい。」


男の子は、いそいそと靴を脱いで、ソファによじ登りました。

目線はずっとこちらです。


「座るのに靴を脱いだんだね。お行儀がいいんだね。」


小声でそっと言うと、男の子は誇らしげな顔になりました。


「前にねー、〇■‰√£$Ц▲¥」


聞き取れず!(;´Д`)残念!


多分、何か誇らしいことをいったのだろうと、とりあえず、

「そう~。」

と相槌を打って、雑誌の世界に戻りました。


すると。


「あのねえ。」


男の子の目がキラキラ。


「ん?なあに?」


すると男の子はソファの背もたれによじ登り、下の方を指さしました。


「前にねー、来た時にねー、輪ゴムが落ちてたんだよ!!!」


世紀の大発見な感じの男の子!

可愛過ぎる!!!!

また笑いをくっと堪えて言いました。


「前に?へ~。そうなんだ。」


その瞬間、男の子は背もたれによじ登ったままの体勢で、
今度もまた大人びた、なんだかポイッと放つような調子で言ったのです。

そう、まるで10代後半の少年が言うような感じで。


「興味なかった?( ゚Д゚) 」


面白すぎるだろ!!!!!(笑)


笑いを堪えるのが必死で、ちょっと下を向いて立て直し。


そうしてる間にも男の子は、これまた聞き取り不能のおしゃべりを続けていました。


何とか聞き取れるのは、

「それでねー」とか、
「……だったんだよ!!」とか、
「僕ねー」とか、

そんなんばっかり。


すると、お父さんが男の子に近づいてきました。


「こら!ここは登っちゃいけないでしょ!座るところだから!」


お父さんはこちらに「すいません」と言いながら笑顔で会釈をすると、

「じゃあもう行こうか。靴をはこうね。」


そして、親子は去っていきました…。


それにしても…、「興味なかった?( ゚Д゚) 」の言い方が面白かったので、
さっそくメガネさんに笑いながら話しました。


「ああ。たぶん俺もその子見たよ。」

「ええ?」

「よそ見したまま歩いてて、検索機の仕切りの壁にぶつかってた。」


どこまでも面白い!!!!!!(・∀・)

図書館が好きになったのは言うまでもありません(笑)。


★今日の幸せになるヒント?★ “この話、興味なかった?( ゚Д゚) ”

Copyright (c) since 2004 junco. All Rights Reserved