メガネさんに言いました。
「別れよっか…。」
考えに考えた挙句、発した言葉。
私はメガネさんの目を見つめました。
「どうしたの?急に?」
「別れた方が良いと思うから。」
「どうして?」
「それは……。」
別れたくなった理由を、一生懸命話しました。
メガネさんは真面目な顔をして聞き、
「他は?ちゃんと目を見せて。」
と更に理由を聞いてきます。
泣きながら、理由を全部全部吐き出すように話しました。
メガネさんは黙って聞いています。
そしてメガネさんがおもむろに笑顔になり、話し出しました。
「junco。同レベルの俺の悩みを聞いてくれる?」
同レベルの悩み?
私が別れたいって思うくらいの悩みと、同レベルの悩みが?
「俺さー、エビちゃんにはふさわしくないと思うんだよ。」
「え?」
「だってさ、俺、エビちゃんがあんなに一生懸命働いてるのに、エビちゃんが疲れて帰ってきた時、部屋を綺麗にしてあげる事ができない!」
「え?ちょっと待って?!その悩みって―」
「エビちゃんはさ、俺の欲目かもしれないけど、これからも伸びると思うんだよね。
でも、俺っていう存在がいたら、仕事に支障が出て、折角の才能も駄目にしちゃうかもねー。」
「あの、メガネさ―」
「俺は仕事も出来ないし、何の役にも立てないし、そもそも不釣合いだし、エビちゃんとは別れた方が良いと思うんだよ~。」
「その前に付き合ってないし付き合えへんし!!!(゚Д゚;)
って言うか、その悩み、うちが別れたいって言った理由やんか!!!ヽ(`Д´)ノ」
「いやー。付き合ってなくても、エビちゃんと出会ったら付き合うことになる。きっと。」
「絶対無いよ!!!(;´Д`)」
「いやいや。」
「絶対無いって!!!!!(゚Д゚;)」
「つまりそういうこと。俺らは絶対別れないの。わかった?
ま~た自虐モードになったのか。juncoは。自虐モードのjuncoは嫌いー。(・ε・ ) 」
「はぅっ!!∑( ̄□ ̄;)!!」
そうなんです。
“自虐モード”になると、私は本気で、心の底から、メガネさんと別れたくなるのです。
別れたくなる理由はその時で様々ですが、付き合いだした当初は、2週間に1度は必ず「別れた方が良いから別れよう。」と言っていました。
最初は、どうして私がそんなことを突然言って、悩み、泣き、苦しんでるのか、メガネさんには理解できず、別れの原因を探ろうと努力してくれていたようです。
が、しばらくすると、メガネさんは気付いたそうなんです。
これってまさか、ある意味症状なんじゃ?Σ(゚Д゚)
それ以降というものメガネさんは、ある日突然、真剣に別れを切り出す私の話を、必ず全部、真摯に聞いてくれた後、
「そんなことはまあ、置いといて。またうつ子か!しょうがないな~!」
と、何事も無かったかのように笑い飛ばすようになったのです…。
笑い飛ばされると、その内不思議と、
「あれ…。どうして、うち別れたくなってんやろ…。(・ω・)ゝ”」
と訳がわからなくなり、自分で自分がアホらしくなってくるんです。
最初は2週間に1度の“別れたい病”が、そのうち1ヵ月ごとになり、3ヶ月ごとになり、最近無かったなーと思ったら、久しぶりに出てきちゃいました…。
多分、うつっぽいのと、自信が急に無くなったのと、メガネさんがちょっと疲れて見えたせいでしょうね。
それでつい、
「私が健康ならメガネさんが疲れるほど働かなくても…。」
「せめて寛げるように、部屋の掃除ができる体なら…。」
「そもそも私とメガネさんって、釣り合わないかも?」
「迷惑かけるくらいなら別れた方が…!!!」
…と、訳のわからない思考回路になったわけです。
アホですね。(´・ω・`)ショボーン
うつの方は、もし急に別れたくなったら、色んな気持ちや理由をちゃんと伝えてみましょう。
意外な自分の不安がひょっこり出てきて解決するかもしれません。
パートナーの方も、何故相手が別れたいと思ってるのか、納得いくまで聞いてください。
あくまで冷静に聞くのがポイントです。
弱った心が言わせてるのか、相手が本当に別れたいのか、ちゃんと見極めるのが大切ですから。
そしてもし、弱った心が言わせているのなら、1つずつ、安心させてあげたら大丈夫ですよ。
ただし、そういう対処が面倒だな、やってられないなと思ったら、もしかすると相手の病気の他の症状の苦しみも、支えてあげるのには大変かもしれませんね…。
それくらい、本人も、周りも、根気の要る病気だという事を理解していただけたら幸いです。
そうして私の中で、エビちゃんは見事にブラックリスト入りしたのでした…。(笑)
★今日の幸せになるヒント★ “別れたい気持ちの底の底を探ったほうが良いかも!”